グリーングルーは何故、遮音効果があるのですか?

音は空気の振動であり、空気中を波のように伝わっていきます。この音波が壁や床、天井に使われている建材自体を振動させます。もし壁や床、天井に振動を小さくする建材が使われていない場合、振動は建材や躯体を伝わって、再び他の場所の空気を振動させ、音が発生ます。粘弾性であるグリーングルーは、壁や床、天井の建材の層間に使用することにより、建材の振動を小さくし、結果として遮音効果を発揮します。

グリーングルーを使うと何故、建材の振動が小さくなるのですか?

建材に対して、音の空気振動や物が直接ぶつかった時、建材は微小に波をうった状態となり、振動が伝わっていきます。グリーングルーを建材(例えば石膏ボード)の間に挟み込むと、グリーングルーは振動で引っ張られたり押されたりされますが、その過程で振動のエネルギーを熱のエネルギーに変えることにより、振動の多くを吸収し小さくします。

グリーングルーはどうやって塗るのですか?

グリーングルーはチューブ一本あたり、約830ml(870g)です。塗布の際は大型サイズのカートリッジガン(コーキングガン)が必要です。大型サイズのカートリッジガンは一般のホームセンターでは置いていないところが多いですが、建築資材を専門で扱うお店や業者様向けのホームセンターでは品揃えしている場合が多いです。ネットショップでも出品されています。簡単に素早く塗布することができ、特別な技術は全く必要ありません。(施工説明書をご参照ください)

グリーングルーは1枚だけの板材(石膏ボード)だけでも使うことができますか?

いいえ、できません。石膏ボードなどの硬い2枚の板材の間にグリーングルーがサンドイッチされた状態にしてください。石膏ボードを3枚以上使って、その間にグリーングルーを塗布しても問題ありません。石膏ボードの枚数、グリーングルーの層の数が多ければ多いほど、効果があります。床においては、一般的に使われるどのような合板でも使用できます。

2枚目のボードをビス(木ねじ)で固定する必要はありますか?

はい。必要です。建築法規に従って適切な間隔でビスを打ち込み、ボードを固定してください。2枚のボードに挟まれたグリーングルーはビス留めにより約0.5mmの厚みになります。

グリーングルーと通常の接着剤を併用してボードに塗っても良いですか?

いいえ。グリーングルーを塗布する面には、接着剤を使わないでください。

ボードの間のグリーングルーはどのくらいの厚みになりますか?

約0.5mmです。

グリーングルーは床にも使えますか?

はい、使えます。 グリーングルーを床に使った場合、固体音(足音など)と空気音(人間の声、テレビなどの音)の両方に対して遮音効果があります。床で使用する際は、捨て貼りの合板の上にグリーングルーを塗布し、さらにその上に捨て貼りの合板を重ねてください。捨て貼りの合板は必ずビス(木ねじ)で根太に固定してください。最後に床フローリング材を指定された方法で、施工してください。

上下階の遮音を行いたい場合、上階の床、もしくは下階の天井の遮音だけで十分ですか?

上の階、または下の階で発生した音は、上の階の床や下の階の床を伝わりますが、それだけではなく壁を伝わることもあります。最善の策としては部屋の全ての壁、床、天井の遮音を行うことです。ドアなど開口部から漏れる音や、ダクトを通る音を防ぐことも重要です。

グリーングルーは浮き構造と併用して使用できますか?

はい、できます。グリーングルーと浮き構造と併用することにより、より高い遮音効果が期待できます。

グリーングルーは石膏ボードとサウンドボード(共鳴板)の間に使用することにより、
より高い遮音効果を発揮しますか?

いいえ。サウンドボード(共鳴板)は石膏ボードと比較してかなり軽量であり、天井や壁において使用することはお勧めしません。

グリーングルーの遮音性能はどのような方法で、他の遮音手段と比較しましたか?

第三者機関において試験を実施し、その結果を元に性能の比較を行っています。

グリーングルーは危険な物質ですか?

グリーングルーを使用する前に、取扱い説明書と製品安全データーシートをお読み頂き、使用の際はその内容に従ってください。グリーングルーは水性で、天然ゴムの商品にあるような若干の臭いがあります。この臭いは危険なものでは無く、短時間で完全に消え無臭になります。

グリーングルーは火災の原因となる物質ですか?

グリーングルーは、燃焼試験を実施しており、建材の耐火性能を低下させることはありません。

グリーングルーの価格を教えてください。

他の遮音製品と比較しても経済的な商品となっております。

どのくらいの量のグリーングルーが必要ですか?

シハチ板(約1200mm×2400mm)1枚あたりのグリーングルーの塗布量はチューブ1本から3本となりますが、2本の場合が最も経済的な使用量です。この量は、サブロク板(約900mm×1800mm)1枚あたりチューブ約1本に相当します。

工事の予算があり、グリーングルーのコストを何とか安くしたいのですが?

グリーングルーの標準使用量は、サブロク板(約900mm×1800mm)1枚あたりチューブ1本ですが、使用量を半分にした場合においても、1枚あたりチューブ1本の場合の約70%の振動減衰性能を発揮します。

間柱と石膏ボードの接地する所だけにグリーングルーを使った場合、防音の効果はありますか?

そのような使い方では、効果は出ません。

階上からの音を防ぐために天井に石膏ボードとグリーングルーを使うと効果はありますか?

この種の問題を解決するためには階上の床を防音化すべきです。例えばカーペットを敷く、下地の層間にグリーングルーを使う、浮き構造にする 等です。天井に石膏ボードとグリーングルーを使うことによる効果は大きくは見込めません。

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